Notionの新機能、Notionフォームが新たに登場しました!
各種機能や、フォームの作り方から公開方法まで具体的な使い方を分かりやすくご紹介します。
🎬 Director:Rei
✍🏻 Writer:みのくるみ
1. Notionフォームとは?
「Notionフォーム」とは、Notion上でGoogleフォームのようなアンケートフォームを作成できる機能です。
作成したフォームはURLでの公開はもちろん、Notionの別のページに埋め込むこともできます。
Notionフォームの作成イメージ
Notionフォームの何よりの特徴は、Notion上でフォームを作ることができ、回答をNotionに溜めることができる点。
Notionでで作ったWebサイトにフォームを埋め込みたいとき、これまではTallyなどの外部ツールを使用する必要がありましたが、Notionですべてが完結できるようになりました。
また回答もデータベースに溜まっていくので、Notionで情報をまとめている会社や個人の方にぴったりのツールです。
💡Notionフォームの使い道の例
- 単体でアンケートや問い合わせフォーム用のページとして使う
- Notionで作ったWebサイトで好きなところにフォームを配置する
- チーム内でデータベースの入力フォームとして使う(使い方に詳しくない人でも入力しやすい)
- 個人で毎日の日記や習慣などを記録するために使う
2.フォームの作り方
フォーム機能は、次の2種類の作り方があります。
①新しくフォームを作成する方法(データベースを新規作成する)
→回答を溜めるデータベースをこれから作りたい場合
②既存のデータベースで作成する方法
→すでに使っているデータベースに回答を溜めていきたい場合
①新しくフォームを作成する方法(データベースを新規作成する)
1.ページ内で+
ボタンからフォーム
を選択、もしくはショートカット/form
を入力
2.フォームと、回答が入るデータベースがセットで作成されます
②既存のデータベースで作成する方法
1.フォームを作成したいデータベースの左上+
ボタンをクリックし、フォーム
を選択
2.ポップアップが表示されるため、●件の質問を作成
をクリック
3. 質問の追加方法
フォームを作成したら、次の方法で質問を追加していきます。
1.フォーム下部の+
アイコンをクリック
2.追加したい質問を選んで追加
作成した質問は、ドラッグ&ドロップであとから順番を変更することができます。
4. 質問と回答の種類
フォームで追加できる質問のタイプは、全部で10種類です。(2024年12月時点)
- テキスト
- 複数の選択肢(複数回答NGの設定も可)
- 日付
- ユーザー(Notion上のユーザー選択)
- ファイル&メディア
- 数字
- チェックボックス
- メールアドレス
- URL
- 電話
質問を追加すると、自動でデータベースにも同じ項目のプロパティが追加されます。
例で「数」の質問を追加した場合、データベースに「数値」のプロパティが追加されているように、ここで選んだそれぞれの質問タイプは回答のプロパティとリンクしています。
それぞれの質問がどのプロパティとリンクしているかは、各質問右上の•••
→対象プロパティを表示する
から確認できます。
5. 質問のカスタマイズ
各質問の右上の•••
をクリックすると、「必須」「説明」などのオプションを変更することができます。
- 必須:オンにすると回答が必須項目になります(*マークが表示される)
- 説明:オンにすると質問の説明が追加できます
- 最大選択数:「複数の選択肢」の質問を選んだ場合のみ、複数選択か1つのみを選択できます
6. フォームを公開する
フォームが完成したら、右上のフォームの共有
をクリックすることでURLを取得できます。
フォームの公開設定は3種類から選択できます。
💡フォームの公開設定
- ●●’s Notionでリンクを知るユーザー(ワークスペース内のメンバーのみ)
- Web上でリンクを知る全ユーザー
- アクセス不可
また、取得したリンクをNotion上でペーストし、埋め込み
を選択することで、Notionで公開している別のページにフォームを埋め込むこともできます。
7. そのほかの便利な機能
メールや Slack で通知する
オートメーション機能を使って、フォームに回答があった時にメールやSlackで通知を受け取ることができます。
例:メール通知を送る方法
1.フォーム右上の⚡️マークをクリック
2.トリガーに「ページを追加」を選択
3.実行欄に以下を記入し、作成をクリック
- 宛先:通知したいメールの宛先
- 件名:メールの件名
- メッセージ:メールの本文
💡入力欄右下の
@
→トリガーページ
より追加されたページのプロパティを選ぶと、回答内容をメールにそのまま記載することができます。
オートメーションは複数作成することができるため、別の人に別のメール通知を同時に送信することも可能です。
回答をグラフ化する
Notionチャートと組み合わせることで、Googleフォームのように回答をグラフで表示することもできます。
チャートはデータベース左上+
ボタンからチャート
を選択すると作成できます。
チャートについて詳しくはこちら!
🔗https://kurashi-notion.com/blogs/notion/notion-chart
まとめ
以上が、Notionフォームについてのご紹介でした!
会社やチームでのビジネス利用はもちろん、個人でも日記や習慣管理の入力フォームとして使うこともできるので、ぜひ試してみてください。
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引き続き、忙しい毎日が捗るような、暮らしとNotionに関する情報を発信していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
また次回の記事でお会いしましょう。