昨年発表されたNotionの新機能「AI カスタムエージェント」が、ついにリリースされました!
これまでのチャット型のNotion AIの枠を超えて、自律的に動いてくれるようになった「カスタムエージェント」。
そんなカスタムエージェントの機能や、具体的な使い方から活用方法までを分かりやすくご紹介します。

1. 「カスタムエージェント」とは?

カスタムエージェントとは、あらかじめ設定したトリガー(きっかけ)に基づいて、自動でタスクを実行してくれるAIのこと。
今までのNotion AIは、ChatGPTやGeminiのように自分から指示(プロンプト)を入力して使うチャット形式でした。

一方、カスタムエージェントでは「この議事録からTodoを抜き出して」といった指示をしなくても、議事録が作成されたら自動でタスクが追加されるといった仕組みをつくることができます。
自分が寝ている間や他の作業をしている間でも、24時間いつでも自動で動いてくれるんです。
2. カスタムエージェントの特徴
カスタムエージェントが通常のNotion AIと大きく違う点は、次の2つです。
1. 目的ごとにカスタムエージェントを作成する
カスタムエージェントは、1つの目的に対して動くのが得意なAIです。
- メールの下書きを作る
- 週次レポートを作る
といったように、目的やトリガーごとに1つ1つの専用エージェントを作っていくイメージです。

2. 「トリガー」と「アクション」を設定する
カスタムエージェントは、いつ動くか(トリガー)と何をするか(アクション)の2つを組み合わせて初めて動かすことができます。
例えば週次レポート作ってほしい場合は、こんなトリガーとアクションを設定します。
- トリガー:毎週日曜日の9時に
- アクション:競合他社のニュースをまとめて、週次レポートを作成する

3. カスタムエージェントでできること
カスタムエージェントを動かすのに必要な「トリガー」と「アクション」にはこのようなものがあり、これらを自由に組み合わせることが出来ます。
⚡設定できるトリガー
・毎日○時、毎週月曜日などの決まった日時
・ページが作成されたとき
・ページが更新されたとき
・エージェントが@メンションされたとき
✅設定できるアクション
・情報を抜き出す(Web・Notion・SlackやGmailなどの連携サービスから)
・形を整える(要約する・リスト化するなど)
・分類する(タグ付け・カテゴリ分け)
・Notionにページを作成・編集する
・集計する(レポート化する・まとめる)
・Slackに送る
・Gmailに下書きを残す
・Googleカレンダーに予定を登録する
トリガーの「ページが更新されたとき」はプロパティの変更も含まれるので、例えば「ステータスが確認中になったら」など、プロパティをトリガーにすることもできますよ。
4. カスタムエージェントの活用例
これらのトリガーとアクションを使えば、例えばこんなシーンでカスタムエージェントを活用することができます。
📩 メールの自動下書き作成
新しいGmailを受信したら、過去のやり取りやスレッド全体を読み込み、返信文を考えて自動で下書きを保存する
📋 タスクや予定の自動通知
毎朝9時に、今日残っているNotionのタスクやGoogleカレンダーの予定を整理し、Slackに通知する
📰 ガジェットやアプリの最新ニュースをまとめる
チェックしたいジャンルやサイトを指示して、毎週月曜日に先週のニュースをまとめたレポートを作成する
📝 議事録の要約と共有
Notion内に新しく会議の議事録ページが追加されたら、その内容を自動で要約し、チームのSlackへ送信する
他にも沢山の使い方ができるので、「あ、これ自動化できるな」と思ったものはぜひカスタムエージェントに相談してみてください。
5. カスタムエージェントの作り方
さっそく、実際にカスタムエージェントを作ってみましょう。
Step1:カスタムエージェントを作成する
Notionのサイドバーにある「エージェント」から「+」ボタンをクリックします。

AIにお願いして作る場合はここで作りたいカスタムエージェントを伝え、自分で設定する場合は「空白を作成」を選びます。
Step2:カスタムエージェントを設定する

カスタムエージェントはAIとのチャット画面(左)と設定画面(右)に分かれています。
左側のチャットで作りたいカスタムエージェントを伝えれば、右側のトリガーや手順はAIが自動で作成してくれます。
すべて自分で行いたい場合は、右側の設定画面をひとつひとつ設定していくことも可能です。
Step3:トリガーや指示、権限を確認する

右側の設定画面でAIが作ってくれた手順を確認し、修正点があればチャットでの指示か手動で修正します。
- トリガーが設定されているか
- 指示の内容が正しいか
- 必要な権限が追加されているか
の3点を必ずチェックしましょう。権限は指示の下にある「ツールとアクセス」で設定できます。

💡カスタムエージェントの権限について
カスタムエージェントがデータベースを読み取ったり、ページを編集したり、メールやSlackを送信するには、ユーザーと同じように権限が必要です。
「ツールとアクセス」の「ページを追加」または「接続を追加」から、必要に応じてデータベースやGmailなどの権限を追加しましょう。
Step4:カスタムエージェントを保存する

右上の保存マークをクリックすれば、カスタムエージェントの完成です。
左側のチャット画面で「今すぐ実行して」と伝えるとすぐに実行をしてくれるので、しっかり機能するかチェックをしてみましょう。
Step5:カスタムエージェントを実行する
あとは、設定したトリガーに基づいて自動でカスタムエージェントが動いてくれます。

カスタムエージェントが動き出すと、このように自動でチャット画面が作成されます。
このチャット内で「こんな風に返事を書いて」など会話しながら作業を進めることもできますよ。
6. カスタムエージェントの料金について
現在は無料で試すことができるカスタムエージェントですが、2026年5月4日から「クレジット制」になります。
💰️ 料金:1,000クレジットあたり10$(約1,500円)
クレジットは、エージェントが動くたびに作業の重さに応じて消費されます。
簡単なリサーチやページ作成なら1回30〜50クレジット程度ですが、GmailやSlackなどの外部ツールをまたいだり、Webでの膨大なリサーチが必要なタスクなどはクレジットを多く消費することもあります。

📝 クレジットがかかりやすい操作
・読み取る情報量が多い(データベースのページの量、Webサイトの数など)
・複数のツールをまたぐ(Notion + Slack + Gmail など)
・ステップ数が多い(分類 → 優先度判断 → 作成 → 通知…など)
・実行頻度が高い
・高度なモデルを選ぶ
無料期間のうちに試してみて、どの作業にどれくらいクレジットがかかるのか把握しておくと安心ですよ。
💡消費したクレジットは、設定画面の「Notion AI」タブにある「エージェント」から確認できます。
まとめ
以上が、Notionの新機能「カスタムエージェント」のご紹介でした!
Notion AIの完全自動化が叶うカスタムエージェント。無料で試せる今のうちに、ぜひ一度触ってみてくださいね。
また、今回紹介したカスタムエージェントの使い方については、動画でも詳しく解説しています!
ぜひこちらも合わせてチェックしてみてください。
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引き続き、忙しい毎日が捗るような、暮らしとNotionに関する情報を発信していきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
また次回の記事でお会いしましょう。




